そんなときに使えるのが、話しかけて文字にする「音声入力」です。
この記事では、Appleと、Googleの公式ヘルプをもとに、iPhoneと、Androidの音声入力のやり方を、順番に説明します。
先に結論
- iPhoneは、「設定」で「音声入力を有効にする」をオンにすると、キーボードから音声入力が使えます。
- Androidは、「Gboard」というキーボードの、上のほうにある「マイクのマーク」をタップして、話します。
- どちらも、文字を入力できるところなら、メッセージでもメモでも、使えます。
- 一部の言語や、国・地域では、音声入力が使えないことがあります。
iPhoneとAndroidの違い

まず、2つの違いを、表にまとめました。
| 比べるところ | iPhone | Android |
|---|---|---|
| 使うキーボード | iPhoneの標準のキーボード | Gboard(Googleのキーボード) |
| 最初にすること | 「設定」で、音声入力をオンにする | Gboardを入れて、使えるようにする |
| 始めるとき | テキスト欄をタップして、音声入力のボタンをタップ | テキスト欄をタップして、キーボード上部のマイクをタップ |
| 言葉の直し方 | 「選択」「削除」と話す、または手で直す | 直したい言葉を長押しして、マイクで言い直す |
iPhoneの場合|音声入力のやり方

Appleの公式ヘルプでは、iPhoneの音声入力について、次のように説明されています。
① 音声入力をオンにする
- 「設定」アプリを開きます。
- 「一般」をタップして、「キーボード」をタップします。
- 「音声入力を有効にする」をオンにします。
メッセージが出たら、「音声入力を有効にする」をタップします。
② 話して、文字を入力する
- 文字を入れたいところ(テキスト欄)をタップします。
- キーボードに出ている、音声入力のボタンをタップします。
- テキスト欄の近くに、音声入力中のマークが出たら、話します。
Appleの案内によると、音声入力の途中でも、キーボードは開いたままです。話して入力することと、手で打つことを、切り替えながら使えます。
③ 止めるとき
次のどれかで、音声入力は止まります。
- 音声入力のボタンを、もう一度タップする
- 「音声入力を停止」と言う
- 何も話さずに、30秒待つ(自動で止まります)
話して使える、おもな指示
Appleの公式ヘルプには、次のような使い方が書かれています。
| したいこと | 話し方の例(Appleの案内より) |
|---|---|
| 絵文字を入れる | 「ハートの絵文字」「笑顔の絵文字」 |
| 句読点を入れる | 「感嘆符」など、記号の名前を言う |
| 改行する | 「改行」「新しい段落」 |
| 言葉を直す | 「選択」または「削除」のあとに、直したい言葉を言う |
| 取り消す・やり直す | 「取り消して」「やり直して」 |
対応している言語では、カンマ、ピリオド、疑問符が、自動で入ります。自動で入れたくないときは、「設定」→「一般」→「キーボード」で、「自動句読点」をオフにします。
知っておきたいこと(Appleの案内より)
- 多くの言語では、音声入力は、iPhoneの中で処理されます。インターネットへの接続は必要ありません。
- 検索の欄に話したときは、検索のために、話した内容が、検索エンジンに送られることがあります。
- 音声入力をすると、モバイルデータ通信の料金がかかる場合があります。
オフにしたいときは、同じ「設定」→「一般」→「キーボード」で、「音声入力を有効にする」をオフにします。
Androidの場合|Gboardで音声入力する

Androidでは、Googleのキーボード「Gboard」を使うやり方が、公式ヘルプで案内されています。
① 話して、文字を入力する
- Gboardを、インストールしておきます。
- GmailやKeepなど、文字を入力できるアプリを開きます。
- 文字を入れる場所をタップします。
- キーボードの上のほうにある、マイクのマークをタップします。
- 「お話しください」と出たら、入力したい内容を話します。
Googleの案内には、一部のGoogle Pixelでは、「高度な音声入力」という機能が使われる、とも書かれています。
② 言葉を言い直して、置きかえる
- 置きかえたい言葉が書かれている、文書やメッセージを開きます。
- 置きかえたい言葉を、長押しします。
- キーボードの上のマイクのマークをタップします。
- 「お話しください」と出たら、新しい言葉を話します。
③ タブレットの場合は、音声ツールバー
Androidのタブレットでは、マイクをタップすると、「音声ツールバー」が出ることがあります。
Googleの案内では、このツールバーで、次のことができます。
- マイクのマークで、音声の録音を一時停止する
- キーボードのマークで、ふつうのキーボードに戻る
- ツールバーを、画面の好きな場所に動かす
- メニューから、「音声コマンドを表示」で、使える音声コマンドを調べる
初めて使うときは、音声の録音を許可するか聞かれることがあります。「アプリの使用中」「今回のみ」「許可しない」から選びます。
メニューの名前は、機種で違います
上の手順は、Googleの公式ヘルプ(Gboard)をもとにしています。Androidのバージョンによって、動かない手順もあります(一部の手順は、Android 7.0以降で動作するとされています)。別のキーボードを使っているときは、見た目が違うことがあります。
うまく使うための、ひと工夫

ここからは、公式ヘルプではなく、この記事からの、ひとつの提案です。
- 話し終わったら、画面で、文字を読み返してみる
- 人の名前や、数字は、とくに、よく見て確かめる
- 送る前に、もう一度、全体を読む
音声入力は、とても便利ですが、思った通りの文字にならないことも、あります。送る前に、ひと呼吸おいて、読み返す習慣をつけると、安心です。
使えないときの、確認順

音声入力が使えないときは、次の順番で、確かめてみてください。
| 順番 | 確かめること |
|---|---|
| 1 | 【iPhone】「設定」→「一般」→「キーボード」で、「音声入力を有効にする」がオンか |
| 2 | 【Android】Gboardが入っていて、キーボードの上にマイクのマークがあるか |
| 3 | 使いたい言語や、お住まいの国・地域で、音声入力に対応しているか(一部は対応していません) |
| 4 | 文字を入力できる場所(テキスト欄)をタップしているか |
それでも使えないときは、お使いのスマホの公式ヘルプや、購入したお店のサポートに、相談してみてください。
よくある質問

インターネットにつながっていなくても、使えますか?
iPhoneは、Appleの案内によると、多くの言語で、音声入力がiPhoneの中で処理されるため、インターネットへの接続は必要ありません。Androidについては、今回確認した公式ヘルプには、書かれていませんでした。
句読点は、どうやって入れますか?
iPhoneは、「感嘆符」のように記号の名前を言うと、入れられます。対応している言語では、カンマ、ピリオド、疑問符が自動で入ります。Androidは、Googleの案内に、さまざまなフレーズで句読点を追加できる、とあります(一部の言語では追加できない場合があります)。
話し終わったあと、文字を直したいときは?
iPhoneは、「選択」や「削除」のあとに、直したい言葉を言う方法があります。手で直すこともできます。Androidは、直したい言葉を長押しして、マイクのマークをタップし、新しい言葉を話します。
音声入力を、やめたいときは?
iPhoneは、「設定」→「一般」→「キーボード」で、「音声入力を有効にする」をオフにします。Androidについては、今回確認した公式ヘルプには、オフにする方法は書かれていませんでした。
あわせて読みたい関連記事
- スマホで買い物メモを作りたい!Google Keepの簡単な使い方
- Claude(クロード)とは?喪中はがきも孫へのLINEも解決するAIチャットの使い方【友達紹介で1週間無料】
- ChatGPT・Claudeに写真を読ませる方法|書類や説明書をやさしく解説してもらう
まとめ|打つのがつらいときは、話してみよう

音声入力を使うと、キーボードで打たなくても、話すだけで、文字を入れられます。
- iPhone:「設定」→「一般」→「キーボード」→「音声入力を有効にする」をオン
- Android:Gboardの、キーボード上部のマイクのマークをタップして、話す
- 一部の言語や、国・地域では、使えないことがある
- 送る前に、画面で、文字を読み返す
まずは、メモアプリなどで、短い一言を話して、試してみてください。
参考にした公式情報
- Apple サポート「iPhoneでテキストを音声入力する」: https://support.apple.com/ja-jp/guide/iphone/iph2c0651d2/ios
- Gboard ヘルプ「音声入力」: https://support.google.com/gboard/answer/2781851?hl=ja
(いずれも2026年10月15日に確認した内容です。画面の表示は、OSやアプリのバージョンで変わることがあります。)

コメント