「眼鏡を探さないと、読めない」と感じることはありませんか。
そんなとき、スマホを、拡大鏡のように使う方法があります。iPhoneには「拡大鏡」アプリがあり、Androidには、画面を大きく見せる「拡大」の機能があります。
この記事では、AppleとGoogleの公式ヘルプをもとに、小さな文字や画面を拡大して見る方法を、順番に説明します。
先に結論
- iPhoneは、「拡大鏡」アプリで、カメラを近くの文字やものに向けて、スライダで拡大できます。
- 画面を止めて、読みやすい色や大きさで、文字を表示することもできます。
- Androidは、「設定」→「ユーザー補助」→「拡大」で、スマホの画面を、最大8倍まで拡大できます。
- 近くにある紙の文字を、Androidで見たいときは、別の記事のGoogleレンズも、使えます。
iPhoneとAndroidの違い

拡大するものが、少し違います。表にまとめました。
| 比べるところ | iPhone | Android |
|---|---|---|
| 拡大するもの | カメラに写した、近くの文字やもの(拡大鏡アプリ) | スマホの画面(拡大) |
| 設定する場所 | 「拡大鏡」アプリを開く | 「設定」→「ユーザー補助」→「拡大」 |
| 拡大のしかた | スライダをドラッグ | 2本の指でピンチ(広げる) |
iPhoneの場合|拡大鏡アプリで、近くの文字を拡大する

Appleの公式ヘルプでは、「拡大鏡」アプリを使うと、iPhoneを拡大鏡として使って、周りにあるテキストやものを、拡大して見られる、と案内されています。
① 拡大して見る
- 「拡大鏡」アプリを開きます。
- iPhoneのカメラを、拡大したい文字やものに向けます。
- スライダをドラッグして、拡大したり、縮小したりします。
② 画面を、一時的に止める
拡大した画面を、そのまま止めて、ゆっくり見ることができます。Appleの案内では、「写真」に保存しないで、一時的に取り込める、と説明されています。
- 「拡大鏡」アプリを開きます。
- 画面を固定するボタンをタップします。
- 元に戻すときは、同じボタンをタップして、固定を解除します。
③ 文字を、読みやすい形で見る
画面を止めたあと、テキストが検出されると、「アクセシビリティリーダー」で、読みやすい形に整えて表示できます。Appleの案内には、次のことを変えられると書かれています。
- 文字の色と、背景の色
- 文字の大きさ(スライダで調整)
- フォント
- 「文字を太くする」
- 行と行の間、単語の間、文字の間の広さ
取り込んだテキストを、声で聞くこともできます。再生、一時停止、スキップ、速さの調整ができる、と書かれています。
④ 素早く開く、ショートカット
Appleの案内には、iPhoneのボタンのクリック、背面のタップ、コントロールセンターなどで、拡大鏡を素早く開く、ショートカットが設定できる、とあります。
お使いの機種で、使えないことがあります
Appleのヘルプには、Apple Intelligenceを使った「拡大鏡に質問」の機能が、対応する機種に限られる、と書かれています。日本でどこまで使えるかは、今回確認した範囲では、分かりませんでした。基本の拡大の機能は、この機能がなくても、使える内容として説明されています。
Androidの場合|画面を拡大する

Googleの公式ヘルプ(Androidのユーザー補助機能)では、ズームインや拡大操作で、画面を見やすくできる、と案内されています。
この手順の一部は、Android 13以降でのみ動作する、と書かれています。
① 拡大をオンにする
- 「設定」アプリを開きます。
- 「ユーザー補助」→「拡大」をタップします。
- 「拡大のショートカット」をオンにします。
ショートカットは、次のどれかに変えられます。
- ユーザー補助機能ボタン(画面の下のアイコン)をタップ
- 音量の大と小の、両方のボタンを長押し
- 画面を3回タップ(Googleの案内では、このショートカットは、デバイスの動作が遅くなる場合がある、とあります)
② 画面全体を拡大する
- 拡大のショートカットを使います。
- 画面(キーボードとナビゲーションバー以外の場所)をタップします。
- 2本の指でドラッグして、画面の上を動かします。
- 2本の指でピンチ操作して、拡大の大きさを調整します。
- やめるときは、拡大のショートカットを、もう一度使います。
③ 一時的に拡大する
拡大のショートカットを使ったあと、画面を長押しすると、押している間だけ、拡大されます。指をドラッグして画面の上を動かし、指を離すと、拡大が止まります。
④ 画面の一部だけを拡大する
「設定」→「ユーザー補助」→「拡大」→「拡大の種類」で、「画面の一部」を選べます。拡大するウィンドウを、2本の指でドラッグして動かし、ピンチ操作で、大きさを調整します。
知っておきたいこと
- 拡大の倍率は、最大8倍までです
- 拡大しているときに、アプリを開いたり閉じたりすると、自動で拡大が解除されることがあります。もう一度拡大するときは、拡大のショートカットを使います
- 3回タップのショートカットを選んでいる場合は、拡大をオンにしたあと、1回のタップの反応が、少し遅くなります
Googleの案内では、機種やバージョンによって、メニューの名前や位置が、違うことがある、と書かれています。
使えないときの確認順

| 順番 | 確かめること |
|---|---|
| 1 | 【iPhone】「拡大鏡」アプリが、入っているか |
| 2 | 【Android】「設定」→「ユーザー補助」→「拡大」で、ショートカットが、オンになっているか |
| 3 | 【Android】Android 13以降か(一部の手順は、13以降でのみ動作します) |
| 4 | 【Android】拡大のショートカットを、使っているか(アプリを開閉すると、拡大が解除されることがあります) |
それでも使えないときは、お使いのスマホの公式ヘルプや、購入したお店のサポートに、相談してみてください。
ひと工夫|文字そのものを大きくする方法も

ここからは、公式ヘルプではなく、この記事からの、ひとつの提案です。
- 紙の小さな文字は、iPhoneの「拡大鏡」や、Googleレンズで、読みやすくする
- 画面の文字そのものを、大きくしたいときは、スマホの設定で、文字の大きさを変える
- 薬や、お金に関わる文字は、読み間違いのないよう、眼鏡や明るい場所でも、確かめる
画面の文字を大きくする設定は、下の関連記事の「スマホの文字が小さくて読みにくい!」で、紹介しています。
よくある質問

iPhoneの拡大鏡は、お店のレシートの文字も、読めますか?
Appleの案内では、拡大鏡アプリで、周りにあるテキストやものを、拡大して見られる、とされています。カメラを向けて、スライダで拡大します。うまく読めないときは、画面を固定して、ゆっくり見る方法もあります。
Androidで、紙の文字を拡大することは、できますか?
Googleの「拡大」の機能は、スマホの画面を拡大するものです。紙の文字を読みたいときは、Googleレンズなどの、カメラを使うアプリが、選択肢になります。
拡大すると、どのくらい大きくなりますか?
Androidは、Googleの案内によると、拡大の倍率は、最大8倍までです。iPhoneは、拡大鏡アプリのスライダで、拡大の大きさを調整します。
拡大をやめたいときは?
Androidは、拡大のショートカットを、もう一度使います。iPhoneで画面を固定しているときは、固定を解除して、カメラのライブの画面に戻れます。
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まとめ|スマホを、拡大鏡として使おう

スマホは、小さな文字を、拡大して見る道具にもなります。
- iPhone:「拡大鏡」アプリで、カメラを向けて、スライダで拡大
- 画面を止めて、読みやすい色・大きさで表示することもできる
- Android:「設定」→「ユーザー補助」→「拡大」で、画面を最大8倍まで拡大
- 大事な文字は、あとで、眼鏡や明るい場所でも、確かめる
まずは、手元の説明書で、拡大鏡を、試してみてください。
参考にした公式情報
- Apple サポート「iPhoneの『拡大鏡』で近くのものを拡大する/近くのものに関する情報を取得する」: https://support.apple.com/ja-jp/guide/iphone/iphe867dc99c/ios
- Android のユーザー補助機能 ヘルプ「画面上で拡大操作を使用する」: https://support.google.com/accessibility/android/answer/6006949?hl=ja
(いずれも2026年10月23日に確認した内容です。画面の表示は、OSやアプリのバージョンで変わることがあります。)

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